1957-05-14 第26回国会 参議院 大蔵委員会 第37号
○政府委員(小島新吾君) ただいまのお話の例にお取り上げになりました大手町付近、これに官公庁の建物を高層化したらいいじゃないかというお話でございますが、これもわれわれの方で数年前から計画しておりまして、幸いにあそこが国有地が多いのでございます。そこに出先官庁のいろいろの現業官庁のばらばらになっておるものを集めようという構想で、おととしの国の営繕に関する法律の改正の中に、一団地の官公庁施設ということで
○政府委員(小島新吾君) ただいまのお話の例にお取り上げになりました大手町付近、これに官公庁の建物を高層化したらいいじゃないかというお話でございますが、これもわれわれの方で数年前から計画しておりまして、幸いにあそこが国有地が多いのでございます。そこに出先官庁のいろいろの現業官庁のばらばらになっておるものを集めようという構想で、おととしの国の営繕に関する法律の改正の中に、一団地の官公庁施設ということで
○政府委員(小島新吾君) 実は私この表を初めて拝見するので、詳しく御説明ができませんのでありますが、もちろん合同庁舎を建てた場合に、基準法をもととして適正な用地を残すということで、今まで現に合同庁舎を各地に建てておりますが、方針はそういう方針でやっております。ただやはり官庁となりますと、自動車の出入りが多うございますので、パーキング・スペース、そういうものが必要になりますので、多少民間のビルあたりの
○政府委員(小島新吾君) 合同庁舎の構想は、実は数年前から官庁営繕法に盛り上げられております。このたびたまたまそれが国有財産の特別会計ということで、管理処分問題と合同庁舎との関連性ができまして、ますます合同庁舎の実現ができることは、われわれとしてもけっこうに思います。ただいまの御質問は合同庁舎にした場合の建坪と敷地との割合ということかと存じますが、これは大体基準法で、地域別に、それから住宅地域は何割
○政府委員(小島新吾君) ただいまの御質問でございますが、一応法の趣旨から、当然営繕統一として新たに建設省で実施すべきという見込みは約二十三億くらいが増加になる見込みでございます。各省庁から……。
○政府委員(小島新吾君) ただいまの併任の点でございますが、これはこちらで法の改正によって実施すべき仕事の量その他の問題、その他各省庁との折衝によって決定いたさなくちゃなりませんことがございまして、各省庁との意見の調整をちょうどただいまやっている次第でございます。
○政府委員(小島新吾君) お配りした資料で使途前払金の使途金額の内訳がございます。それに資材費に充てたもの、労務費に充てたものがここに入っておるのでございます。労務費は七十二万一千百七十八円でございます。
○政府委員(小島新吾君) 先般本委員会において、前金払いについて説明の際、御質問の趣旨を誤認し間違った答弁をいたし、かつ若干説明不足の点がありましたので、この際、その訂正と補足をかね御説明いたしたいと存じます。 岸根外一地区工事については一部の用地問題が未解決でありましたので、これが早期解決をしばしば所管庁である調達庁へ促進方を申入れていましたところ、昭和三十年四月末ごろには解決する見通しの旨、回答
○政府委員(小島新吾君) 会議の前に、前回の御質問の事項に対しましての答弁がはなはだ不明確な点もございましたので、一応釈明さしていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○政府委員(小島新吾君) 合同委員会には建設省はじかに参加しておりません。合同委員会は外務省、それから調達庁、大蔵省、この三者でやっております。それから建設省としては施設分科委員会にも参加しておりません。
○政府委員(小島新吾君) ただいまのお話でございますが、この不当事項にあげられました前払金の金額、これは二つになっておりまして、一つは電電公社に対して前払金を二十九年度末に急に支払ったということでございますが、安全保障諸費の駐留軍の代替施設の工事は全貌が非常に大きうございます。また非常に急速、できるだけ早く作れば、わが国のそれにかわる建物があくというような関係から、できるだけ急がれておりました。また
○政府委員(小島新吾君) 話し合いがつかないと申しましたのは間違いでございまして、官庁営繕の改正の趣旨等は認められております。ただ、個々のどこの仕事をどうするかという仕事の工事区分は今協議中でございます。ある種類の建物は、当然特殊の建物として、その当該所管省でやるのがしかるべしというのもその法律の一項にございますから、そういう面で工手区分についての協議をしておるのでございます。趣旨としては、別に話し
○政府委員(小島新吾君) ただいまの田中先生の御要求でございますが、この施設費につきまして、各省との支出委任の分につきまして、各省との交渉、いわゆる仕事の分担区域のきめ力、これはその仕事の性格その他で、現在においてはまだ確実にどちらで実施をするかということがきまりませんので、それでいわゆるいろいろな特殊事情のものは、官庁営繕の趣旨からいっても除くことにもなりますし、そういう実施区分につきましては、今後各省
○政府委員(小島新吾君) お手元に昭和三十二年度建設省関係予算内訳書という縦とじの書類がございます。そのうちの官庁営繕の方、それによって御説明いたします。ページで二十五ページでございますが、ここに官庁営繕費の三十一年度、三十二年度の予算が、比較増減が出ておりまして、一応大臣から御説明があったと存じますが、三十二年度の予算は約二十二億、二十一億九千三百六十六万六千円でございます。前年度に比較いたしまして
○小島政府委員 営繕関係の予算の内容の概要を申し上げますが、別に特別の参考資料としてお配りしてございません。御手元の昭和三十二年度建設省関係予算内訳書、縦にとじた、先ほど河川局で御説明のときに使いました資料、それの二十五ページの官庁営繕というその項によって御説明したいと存じます。 官庁営繕費、ここに分けまして細目として内訳が出てございます。まず第一の地方官庁合同庁舎新営費、これが六億四百二十九万五千円
○小島政府委員 業者のいろいろ金融状態あるいは技術者の数その他いろいろな条件からして、あらかじめ点数別によりまして業者の順位的なものを作っておるわけであります。それで、その中から選ぶのでございまするが、特に能力のない者が選ばれるということはないはずだと思っております。
○小島政府委員 業者の工事の種別あるいは工事高その他を勘案いたしまして、あらかじめ業者選定規定というのがありまして、それによりまして、適当な者、工事と合う能力のある者の中から数名選定して入札さすというやり方をしております。
○説明員(小島新吾君) 法務省の場合でございますが、法務省といたしましては、筋としては、営繕法を認めました。ただし営繕関係職員その他もおりますことでございますから、仕事と人の問題にからみますので、建設省といたしましては、毎年度事業量がふえるとともに、定員の増加も要求しておりまして、結論的に申し上げますれば、法務省の人の配置転換ということを考えながら、官庁営繕の趣旨を徹底したいと思っております。
○説明員(小島新吾君) 結論的に申し上げれば、議員立法でできたことでございますから、その点は法律ができた以上は、法律の趣旨通りの遂行をしたいと考えております。
○説明員(小島新吾君) ただいま田中先生の御質問でございますが、官庁営繕法の改正の成立過程をお話しいたしますれば、建設省としては各省に数次にわたって口頭あるいは公文でこの問題を折衝いたしたわけでございます。ところがやはりなかなか調整ができません。ときに自民党の政調会その他にその経過を報告いたしましたところ、これはどうしても各省の意見がなかなかまとまらないから、ただし内容的には非常に国家的にいいことであるから
○政府委員(小島新吾君) 各省の施設に関係する方、それから学識経験のある方たち、そういう方たち二十名で構成しておりまして、毎年予算要求の前に、官庁営繕としての規模、企画、基準、単価、そういうものを議題にかけまして、決定していただいております。
○政府委員(小島新吾君) ただいまの議院構内にまたあらためてああいう建物ができるという問題でございますが、これは予算は前年度のものでございまして、実は私の前責任者の当時のことでございますが、私として個人として考えますと、やはり官庁営繕がもう少し計画性を持った建設をやらなければいけないということはつくづく感じております。それでそういう意味におきましても、このたびの官庁営繕法の改正は、一段と官庁営繕の計画的
○政府委員(小島新著君) ただいまの(イ)項の州に関しまして建設省——実施をする立場で御説明申し上げます。 軍側の建設計画要求が出まして、それをわれわれは建設面からその要求に対しましてあらゆる角度からそれを検討いたしまして、また関係各省と緊密な連絡をとってその建設の計画を取りきめますが、御承知のようにその施設の配置計画、敷地の調査とか、それから技術的な検討その他実施案を作成して軍側と折衝し、その了解
○小島政府委員 監督は厳重につけまして、スポンサーとしては表面の発注者でごいますが、工事そのものについては監督炉常に指揮しております。今の事例は土木のことだと思いますが、私営善局長で建築ばかりやっておりますが、おそらく違いはないと思っております。
○小島政府委員 先ほどの建設工事の請負者の問題でございますが、建設省といたしましては請負業者の格づけをしておりまして、工事量によってその格づけの中からそれに相当する者を選ぶことになっております。選定要領というものもきまっておりまして、工事発注者はそれによりましてその工事に見合う格づけの業者を指名いたしまして、入札をいたします。それで今のお話の下請の問題でございますが、下請は、部分的の下請は認めますが
○小島政府委員 今のお話の、建物を作ると遂に隣近所に迷惑を及ぼすが、それを防止できないかという問題でございますが、それはおそらく契約によってやることでございまして、もし建設途上において付近にそういう被害を与えた場合は、中央建設業審議会というものがございまして、そこに持ち出して解決するということでございます。
○政府委員(小島新吾君) 官庁営繕は、先ほど官房長の御説明のように、三十一年度は三十年度よりだいぶふえまして、十三億五千九百七十五万四千円ということになりまして、これは官庁営繕費の費目の中の予算でございまして、営繕といたしましては、このほか各省の営繕関係の支出委任を受ける分がございまして、その点はまだはっきり各省との交渉もまとまっておりませんが、事業量としてはもう少しふえるはずでございます。それだけでございます
○説明員(小島新吾君) 私、今般営繕局長を拝命いたしました小島でございます。前任は関東地建の営繕部長をやっております。長らく実地をやっておりまして、不なれな者でございます。なれません点もございますが、どうか今後とも皆さんの御支援をお願いする次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。